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ダットサン修繕レポート


昔からお世話になっています、太平塗装さんに色を塗り替えていただき生まれ変わった荷台のあおりパネル。

これを荷台本体にはめていきます。
昇降テーブルを使い高さを合わせれば、一人でも作業がしやすいです。

蝶番にピンを差し込み

E型とめ輪でピンを止めます。

この専用工具、先が磁石になっていてとめ輪が落ちないし、切り欠きがストッパーになって
このまま体重をかければはまるという優れものです。

いとも簡単に出来るので驚きました。

カチッとはまればオッケーです。

三枚ともはめて完成。

色が統一されてとてもかっこよくなりました。
この色を調合してくださったのはいつも大変お世話になっております奥村塗料株式会社さんです。

奥村塗料さんには毎年、金属塗装技能検定に使用する課題をご依頼いただき製作しています。

スポット溶接で接合した箱に塗装やパテ塗りをしていく試験だそうです。
なので打痕がなさすぎると試験的に課題にならないらしく、程よく打痕があるくらいの方が試験課題には良いそうなので
毎年過剰品質ではなく前年と同じほどほどの技術で作らせていただいています。
いつもご用命いただきありがとうございます。

その奥村塗料さんで調合して頂いたダットサンブルーですが、
いまから20年ほど昔に社長が乗っていたダットサン1号機にも使っていた色だったそうです。

当時余っていたペンキを会長が会社のいろんなところに塗った形跡があり、
シャッター上のひさしの骨組みにも同じ色が…見えますか?

色々と偶然が重なりダットサンブルーでコーディネートされていく津田工業です。