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ゴッホ展

週末にゴッホ展を観てきました。


場所は愛知県美術館。オアシス21を挟んでテレビ塔の反対側です。
大寒波による雪が心配でしたが、岐阜での積雪は予報されていたほど酷くなく
名古屋に来た際には青空が広がるほどとなり助かりました。

今回の展覧会はゴッホを愛した家族の軌跡を通して
ファン・ゴッホ家が受け継いできたファミリー・コレクションに焦点を当てたものでした。

ゴッホの画業を支えその作品の大部分を保管していた弟のテオ。
ゴッホが自死し、半年後に弟のテオも病死。
残されたテオの妻ヨーは膨大なコレクションを管理し義兄の作品を世に出すことに人生を捧げます。
そして、テオとヨーの一人息子フィンセント・ウェレムは、ゴッホ財団を設立し美術館の開館に尽力します。

「音楽のように人の心を慰める絵画を描きたい。」
と、ひたむきに描き続けたゴッホと、兄を助ける弟テオ。
二人の温かく純粋な心のやり取りが垣間見える手紙の一部も展示されていて
お互いを思いあう兄弟に心が熱くなりました。

もともと労働者や農民の質素な家屋に心惹かれていたゴッホ。
オーヴェールシュルオワーズでは生産的に小麦畑や、古い藁ぶき屋根をモチーフに作品を描き始め
死ぬ間際まで自分の絵画に課題をみつけ、アイデアを出しついにはその答えを見出したといいます。
ゴッホがこれほどまでに世界中の人に知られていくのは、作品と共に彼にまつわる物語もが人々の心を打つのだろうなと思いました。

会場では、「イマーシブ・コーナー」として幅14メートルを超える広い空間でイマーシブ(没入)体験ができる
映像の空間がありゴッホの作品をデジタルアートでみられます。

「100年後を生きる人々にも自分の絵を観てもらいたい」
と願っていたファン・ゴッホ。
暖かい家族の尽力であなたの夢は確かに実現していますよ。
大変胸あつな時間を過ごせた展覧会でした。