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三重大学大学院成果発表会


今年度で3回目となる三重大学大学院工学部、尾崎仁志研究室と弊社との産学官連携イノベーションマッチング事業での成果発表会が行われました。
場所は名古屋駅前「ウインクあいち」です。

どこかの大学が卒業式をやっていたのか、華やかなはかま姿やスーツ姿の学生さんたちの群れを通り抜けて15階へ上ると
名古屋駅前イノベーションハブにたどり着きました。

本日の発表は京都府出身の鈴木さん。とても優秀で春からの新生活に期待を持っておられます。

今年の研究課題は「レーザ重ね継ぎ手の非貫通溶接条件に関する検討」という課題でした。

尾崎先生が「緊張しなくても大丈夫だよ。皆さん優しい方ばかりですから。」
と場の緊張を解きほぐしてくださいます。

鈴木さん、とてもしっかりと研究成果を発表してくださり、重ね継ぎ手による非貫通溶接を可能とする結果を出してくれました。
最も適している溶接速度をビード幅、ビード断面積、溶け込み深さ、界面のビード幅など、あらゆる面からの検証で導き出してくださいました。

弊社がお仕事を受けています三菱電機ビルソリューションズ稲沢ビルシステム製作所さんより
意匠設計の方も来てくださり、

「実際に設計するにあたってよりコストを抑えたものにできるならという観点や
レーザでの溶接で裏面にも焦げが出ないのであれば、これまでは接着でやっていたものなどが経年ではがれることを思うと、これが作業者の技能に寄らないものであることなども考慮されると代わりになるのかなと思います。」と感想を述べてくださいました。
実際に研究で使った部品や、引張試験での検証で使ったものを手に取り、まじまじと見てくださる姿を見ると
我々も大変うれしい気持ちになりました。

また、金融機関からは十六銀行さんと大垣共立銀行さんから産学官連携チームや、スタートアップ企業を応援する方面の方々に来ていただき、大学と企業のこのような連携の仕方が素晴らしいと言っていただきました。また、研究内容が大変専門的すぎるので、一つ一つ尾崎先生が丁寧に説明してくださり皆さんが理解できたのも大変良かったです。

中部経済新聞社様からも取材に来ていただけて、近々記事になるとのことです。
社長が前から思っている日本の溶接JIS規格を見直すべきなのではという話、みんなそう思っていてもどういう風にしていったらよいのか議論する場が最終的に出てくればおもしろいのでは、などの意見も新聞記者さんに聞いていただきました。
学生さんにとっても我々中小企業にとっても大変励みになった発表会となり良かったです。
お忙しい中、お越しいただきました皆様には厚く感謝申し上げます。