今朝の新聞に日の丸グループさんがワイナリー運営とぶどう栽培に乗り出している記事がありました。
既存事業だけでは業績はいつか頭打ちになると新たな柱づくりの事業を作るのが目的だそうです。

この、ぶどうを手に微笑んでいる方は、以前弊社にてお世話になっていた日の丸興業の長谷部さんです。
もとは、自動車販売のほうで長谷部さんと出会い、その後ひょっこりと会社にみえて
工作機械潤滑油販売のほうでずっとお世話になることになりました。

その後突然、「会社の方針で長野でぶどうを作ることになりました。」
と、しばらく長野に行ってきます…とのご挨拶にみえ、大変驚いたのです。

当時は長谷部さん自身も戸惑いを隠せない様子で我々も大丈夫かなぁと気がかりでいました。

昨年の10月にひょっこりと顔を見せてくださった時、「なんとか頑張っている」と、
初めて収穫したブドウの話を聞き、これまでの苦労を感じさせるほど
ひと回り瘦せて小さくなった長谷部さんを見て涙が出る感じでした。

そんな過程があっての今朝の記事。とてもうれしい気持ちです。
すぐに社長は長谷部さんに連絡をしていました。
長谷部さんからも「何とか頑張っています。長野に遊びに来てください！」
とのお返事が。

人生、どこでどうなるかわからないものです。
ただ、その場所で懸命にやれることで新しい人生が開けてくる。
そんなお手本を長谷部さんに教えて頂きました。