映画「ルノワール」 |ブログ|株式会社津田工業 映画「ルノワール」 |ブログ|株式会社津田工業

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映画「ルノワール」


お盆休みの最終日、ひさしぶりに映画を見てきました。
全国で話題になっている「国宝」も見たかったのですが

私たちが選んだのはこれ。「ルノワール」です。

私達が映画「パーフェクトデイズ」に心を奪われたことを知っている息子が
勧めてくれました。

ロケーションの多くを岐阜市で行われたので、知っている場所が次々と出てくるようです。

柳ケ瀬のシネックスにいき、「エブリデイナイトサービス」「夫婦50歳以上割引」でふたりで2,000円。

それにしてもこの映画館、古くていい雰囲気です。
派手な電飾の掲示などもなく心が落ち着きます。

1980年代の夏を舞台としたこの映画は感受性豊かな11歳の少女のピュアな気持ちと
観ていて危うい危なげな所が上手に表現されていたと思います。

周りの大人には複雑な世界があり、大人自身にも偽善や欲望などがおぞましく生々しく降り注ぎます。
そばにいた少女にはさぞ痛みや孤独を感じる事と思いながらも
でも子どもってこんな感じに過ごすのかな…と少女の機微に触れたような気がします。
自分が大人になってから感じるハラハラドキドキする感じと
子供の気持ちって違うんだろうな。
そんな感想です。

映画が終わってから柳ケ瀬の街に出ると、静かで人もいなくて
映画の余韻に浸るには充分適した街でした。
この映画は柳ケ瀬シネックスで観ることをお勧めします。
8月29日までやっています。