阿弥陀ヶ滝滝開き
郡上市白鳥町にある阿弥陀ヶ滝に行ってきました。
日本の滝100選に選ばれている有名な滝です。
郡上節を教授していただいている春駒会の清水会長は白鳥町ご出身で
「6月15日の滝開きに行きましょう。」
と以前から誘ってくださっていました。
前日は雨がひどかったのですが、自称晴れ男の清水師匠だけあって見事に滝につく頃には雨もやみ晴れ間が見えだしました。
ご自身で造られた杖と私たちにはステッキを持ってきてくださり、岩で作られた山道を1キロほど登っていきます。
御年89歳、足腰が丈夫でひょいひょいと足の運びが軽くて感心いたします。
滝の手前でお参りをします。
室町時代天文年間に白山中宮長滝寺の僧侶が護摩修行中に阿弥陀如来が現れたことからその名がついたと言われています。
石碑も苔むして歴史を感じます。
お~!奥に滝が見えてきました。
滝からの水が足元にまで流れてきています。
杖で、水の流れをせき止めている落ち葉をどかす清水師匠。
いよいよ滝に到着。
わあ~!!
すっごい!!
ものすごいスケールの滝です。
とんでもない迫力と偉大なる大自然の力を感じ圧倒されます。
全身びしょぬれになろうとも、そばまで行きたくなります。
「ここには神様がおいでるでなぁ。」と清水師匠。
郡上節の一節にも登場しています。
“見たかなぁ~聞いたか阿弥陀ヶ滝の滝の高さとあの音を…”
そして、もう一節清水師匠が歌いだしました
“わしのな~殿まはこの川上の水の流れを見て暮らす…”
この景色を見て自然に郡上節が出てくるところがカッコイイです。
清水師匠のガイド付きでとてもいいものを見せていただきました。