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おじいさんとの思い出


毎朝、出勤したら神棚のお水と榊のお水を変えています。
先代のころから社長のお姉さんがしてきたことを引き継いでやっています。
そのあと私は日頃の感謝の気持ちと
今日も一日会社の皆さんが怪我や病気に会うことなく無事に終われることを祈って手を合わせます。

今日は私よりも早く出勤した従業員さんがしてくれていました。
その時、お供えしてあったお水を事務所の観葉植物にあげている様子を見て
「そうすればいいいいんだね!」
と声を掛けました。自分が変える時は水道に流していたのでいいことだなあ、と思ったからです。

従業員さんに話を聞くと、ご実家ではおじいさんがいつも神棚のお水とお米と塩を毎日変え
お米とお塩は料理に使いお水はおじいさんが薬を飲むときに飲んでいたそうです。

「神様にお供えしたものを捨てることはバチがあたると言われて育ってきたのでなんとなくです。」

と、ご実家での思い出を話してくださいました。
そんな風に祖父母と共に過ごす中で身につくことが自然にできるのはいいことだなあ、と思いました。
この年になると親族でも高齢でなくなってしまう人も多くなり、
もっと話を聞きたかったなあと思っても、もう会えないことが寂しいばかりですが
幼少から祖父母と共に過ごすことで体に染みつく振る舞いは忘れることなく受け継がれていいものだと思った出来事でした。