ベルトコンベア修繕レポート
先週、タレットパンチプレス機の下に設置してあるベルトコンベアの手入れがしやすくなるように
改善作業をされていましたのでレポート。

ベルトの両端部分が摩耗してボロボロになっています。
この部分はアクリル板で修繕していきます。

その間にCADでは抜き材が落ちてくる部分の両側に立ち上げるガイドを設計。

プログラム作成完了です。

先程のアクリル板に既存の取付板のネジ穴をあけ、ネジを締め取付けます。

こんな感じです。

タレパンで先程のプログラムを抜き

曲げ加工をして、裏にスポンジを貼り付けます。

根元部分にこんな感じで沿わせる予定です。

こちらが、そのベルトコンベア。

さあ、組付けです。

アクリル板の厚みがあるため、力を込めてたわませ、何とかねじを締めあげます。

機械から落ちてくる抜き材が、ベルトの両端にこぼれ落ちないようにするのと

ベルトの両端からベルトの下に潜り込んでしまうことを防ぎます。

作ったガイドにスポンジで角度をつけてなるべくベルトの中央部分に落ちるように配慮。

外に落ちたものや、ベルトの下に潜り込んだ抜き材を掃除するのが
とても大変なので、カイゼンされたのです。

無事に取付完了。

いざ、タレパンのもとへ導入。

ベルトコンベアの下で受け取る箱はもちろん「フォークるン」です。

さあ、どうかな…。

おっ、流れてきた!

抜いたものがちゃんと中央に寄って出てきてますね!

大成功です!
素晴らしい!!
コンベアのお掃除の手間が省けるといいですね。