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危険予知報告


今朝の朝礼で村瀬さんが危険予知活動としての報告をなさいました。
今レーザー加工機にて切り抜いているものです。

クランプの位置


細長い端材を利用して細かな部品を抜きます。

二つのクランプ周りの所はレーザーのノズルが干渉するため回避するプログラムを作ってあります。

そのため手前のクランプはぎりぎりまで寄せてあります。
通常は手前のクランプの位置は100ミリで使っていますが今回は50ミリの位置です。

すると作業者はロケートピンを上げて材料を固定するときにクランプで手を挟んでしまう危険性があるということを朝礼で話されました。
重たい鉄板を挟んで動かすクランプはものすごい力で挟んでいるのでそこに指でも挟まれたら多分肉がちぎれてしまうほど危険なことです。

「クランプを挟む時は必ずこの位置に手を置くようにします。」
と気を付けている事を教えてくださいました。

弊社が通常レーザーで抜く時の製品配置基準をYの値は40ミリにしていますが今回はYを10ミリに設定してのプログラム。

イレギュラーに使いこなせるのも使い慣れたこの年季の入ったレーザーならではですね。

切り抜いたものが落ちてコンベアーで流れてくるのもオリジナル。
タレパン用の余っていたベルトコンベアーを利用して、レーザーでカットしたものの回収をしやすくしてあります。

古いけどまだもう少し、使いこなせそうなレーザー加工機。
危険予知を共有して安全に使っていきたいです。